小泉今日子のプロフィール
2006.10.13 Friday
概要
日本テレビのオーディション番組「スター誕生!」出身。
1982年「私の16才」でアイドル歌手としてデビュー。
1985年発売の「なんてったってアイドル」は、(それまでのアイドルでは無かったことだが)自らアイドルと称していることで話題になった。KYON2(キョンキョン)の愛称で知られる。
1989年、自身のアルバム「KOIZUMI IN THE HOUSE」で、当時まだあまりメジャー扱いされていなかったハウスミュージックを取り入れたことで話題を呼ぶ。
WOWOWで放送された「センセイの鞄」により2003年度文化庁芸術選奨・新人賞を女優として受賞した。
恋愛・スキャンダルはかなりあったというが、結婚・離婚は各一回だけである。1995年2月22日、俳優・永瀬正敏と結婚したが、2004年の同日に離婚。後に、細木数子の占いの本に載せられることに。
2005年7月よりテレビ朝日系列で放送されているテレビアニメ「あたしンち」のオープニングテーマ曲が、「あたしンちの唄」に変更された。はじめクレジットタイトルには歌手名は「あたし仮面(仮)」と記され正体が隠されていたが、同年8月27日の同番組の放送で正体が小泉と発表された。
デビューよりバーニングプロダクション所属だが、グループ事務所を含め他事務所からの移籍が多い同社のタレントで珍しい生え抜きタレント。
エピソード
デビュー2年目のある日、所属事務所の方針に嫌気が差し、突然、無断で髪をバッサリ切り、刈り上げに。
当時ティーン雑誌「Dunk(男区)」(集英社)の創刊イメージキャラクターに決まっていたのだが、あわてた編集部は大きく路線を変更した。学ランを着させて、応援団チックなキャラクターで「コイズミよろしく!」と謳ったのである。
これがきっかけで「キョンキョン」というニックネームと並行して、初めて苗字で呼ばれるアイドルの先駆者となった。これ以後、おニャン子クラブのメンバーや荻野目洋子(オギノメちゃん)などが後に続き、現在は苗字呼びのアイドルは普通となっている。
尖った顎先が特徴だが、同期の堀ちえみによるとエレベータ−のボタンを(手がふさがっているときには)顎で押していたらしい。アイドル時代の親衛隊の掛け声にも「L・O・V・Eラブリー今日子!ちえみに聞いた エレベーター 顎でボタンを押さないで〜」というものがあった。
同期では中森明菜と親しい。ステージ上で観客に生卵をぶつけられてしまった時、舞台の袖のほうへ連れていってもらったというエピソードがある。
タバコが大好きなことで有名。TBSテレビで2003年10月8日に放送された「ディスカバ!99」では小泉が爽やかにタバコを吸う映像が放送され、その喫煙ポーズの美しさは巷で評判となった。
小柄だったことと芸能界入りが決まったことがあって断念したというが大のプロレス好きでレスラーになりたがっていたという。
アイドル時代は一見ふくよかな体型だったが、当時のライブビデオなどを見ると実は筋肉質で、アスリートのように鍛えられた身体をしていることがわかる。
アンアンに連載していたショートエッセイ『パンダのアンアン』中での自己申告によると身長は154cm。このためアイドル時代は常にハイヒールを履かされており、転ばないようにいつも前のめりに踏ん張っていたのでふくらはぎに立派な筋肉がついてしまった、と同エッセイにて告白している。
アイドル時代における衣装の奇抜さも有名であり、中には自らがデザインをして製作した衣装や、スタイリストをつけず独自の判断で衣装を選ぶことも多い。ファッションのことについて厳しい視点を持っていた芳村真理も「自分をちゃんと主張しているから素晴らしい」と彼女のファッションセンスにお墨付きを与えたほど。
女性誌の対談で永瀬正敏と知り合い後に結婚したが、この対談は永瀬のファンだった小泉の指名だった。この時の対談で一番意気投合したのが、お互い子供が嫌い、と言う事だった。小泉はアイドル絶頂期の時から、自身のラジオ番組などで「子供が嫌い、子供は恐い」と公言していた。現在のアイドルでも子供が嫌いと公言する者はいない。それまでのアイドルは、そのイメージを保つ事が鉄則だったが、小泉は「なんてったってアイドル」で、アイドルである事を楽しむ、あるいは遊ぶ、新時代のアイドルの形を創り出した。その影響力はアイドルの範疇を超えて現在の女性の時代に通じる、女性の生き方を松任谷由実や松田聖子らと共に示したと言えるだろう。これはもはや女性運動史にも残るものであろう。絶頂期の小泉の言動は大きな注目を浴び、「ザ・ベストテン」で小泉が愛読書として紹介した吉本ばななが、一夜にしてベストセラー作家になったのは有名である。
1980年代後半から1990年代前半にかけて、『小泉をCMで起用した商品は売れる』という法則があった。雑誌の記事などでは「売上10%増」とも書かれていたが、実際に、当時の小泉今日子をCMで起用した商品は、起用する前と後では売り上げに大きく差が出たという。
音楽
シングル
1982年
私の16才(作詞:真樹のり子/作曲:たきのえいじ/編曲:神保正明)※森まどかの曲「ねぇ・ねぇ・ねぇ」のカヴァー
素敵なラブリーボーイ(作詞:千家和也/作曲:穂口雄右/編曲:矢野立美)※林寛子の同名曲のカヴァー
ひとり街角(作詞:三浦徳子/作曲:馬飼野康二/編曲:竜崎孝路)
1983年
春風の誘惑(作詞:篠原ひとし/作曲:緑一二三/編曲:萩田光雄)
まっ赤な女の子(作詞:康珍化/作曲:筒美京平/編曲:佐久間正英)
半分少女(作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:川村栄二)
艶姿ナミダ娘(作詞:康珍化/作曲・編曲:馬飼野康二)
1984年
クライマックス御一緒に(「あんみつ姫」名義)(作詞:森雪之丞/作曲・編曲:井上大輔)
渚のはいから人魚(作詞:康珍化/作曲・編曲:馬飼野康二)
(B面の「風のマジカル」は映画『ドラえもん・のび太の魔界大冒険』の主題歌)
(作詞:湯川れい子/作曲:NOBODY/編曲:鷺巣詩郎)
迷宮のアンドローラ(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀)
ヤマトナデシコ七変化(作詞:康珍化/作曲:筒美京平/編曲:若草恵)
The Stardust Memory(作詞:高見沢俊彦・高橋研/作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)
1985年
常夏娘(作詞:緑一二三/作曲:幸耕平/編曲:矢野立美)
ハートブレイカー (12インチシングル)(作詞:高見沢俊彦・高橋研/作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)
魔女(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:中村哲)
なんてったってアイドル(作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:鷺巣詩郎)※富士フイルム「カルディア」・富士重工業「スバル・ステラ」CMソング
1986年
100%男女交際(作詞:麻生圭子/作曲:馬飼野康二/編曲:山川恵津子)
夜明けのMEW(作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:武部聡志)
木枯しに抱かれて(作詞・作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)※東映映画「ボクの女に手を出すな」エンディングテーマ
1987年
水のルージュ(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗)※カネボウ’87春のイメージソング
Smile Again(作詞:川村真澄/作曲:井上ヨシマサ/編曲:土屋昌巳)
キスを止めないで(作詞:秋元康/作曲:野村義男/編曲:米光亮)
1988年
Good Morning-Call(作詞:小泉今日子/作曲:小室哲哉/編曲:清水信之)※クノール「カップスープ」CMソング
夏のタイムマシーン(作詞:田口俊/作曲:筒美京平/編曲:川村栄二)
快盗ルビイ(作詞:和田誠/作曲:大滝詠一/編曲:大滝詠一・服部克久)※映画「快盗ルビイ」主題歌
1989年
Fade Out(作詞・作曲・編曲:近田春夫)
学園天国(作詞:阿久悠/作曲:井上忠夫/編曲:野村義男) ※ フジテレビ系ドラマ「愛しあってるかい!」主題歌、フィンガー5のリメイク
1990年
見逃してくれよ! (作詞:活発委員会/作曲:加藤英彦/編曲:福田裕彦)※クノールカップスープCMソング。元々はサビの部分だけCM用に作られただけだったが、好評だったためシングルとして作り直された。
LaLaLa...(作詞:小泉今日子/作曲・編曲:藤原ヒロシ・屋敷豪太)
丘を越えて(作詞:小泉今日子/作曲:青木達之・林昌幸/編曲:東京スカパラダイスオーケストラ)※オートザム・レビューCMソング
1991年
あなたに会えてよかった(作詞:小泉今日子/作曲・編曲:小林武史)※TBS系ドラマ「パパとなっちゃん」主題歌。初のミリオンセラーだが、それまでNHKとのいざこざがあり、紅白歌合戦には出演できず。
1992年
自分を見つめて(作詞:小泉今日子/作曲:EBBY/編曲:EBBY・小滝みつる)
1993年
優しい雨(作詞:小泉今日子/作曲:鈴木祥子/編曲:白井良明/コーラスアレンジ:鈴木祥子)※TBS系ドラマ『愛するということ』主題歌
1994年
My Sweet Home (作詞:小泉今日子/作曲・編曲:小林武史)※TBS系ドラマ「スウィート・ホーム」主題歌
月ひとしずく(作詞:小泉今日子・井上陽水・奥田民生/作曲:井上陽水・奥田民生/編曲:白井良明)※TBS系ドラマ「僕が彼女に、借金をした理由。」主題歌
1995年
BEAUTiFUL GiRLS(作詞:小泉今日子/作曲:筒美京平/編曲:宮崎泉・福原まり・服部隆之)※フジテレビ系ドラマ「まだ恋は始まらない」主題歌
1996年
オトコのコオンナのコ(作詞:小泉今日子/作曲:奥田民生/編曲:菅野よう子)※TBS系「COUNT DOWN TV」オープニングテーマ
1998年
Nobody can, but you (作詞:小竹正人・小泉今日子/作曲:タカツカアキオ・納谷エミコ/編曲:高浪敬太郎)
1999年
for my life(作詞:小泉今日子/作曲:菅野ようこ)※フジテレビ系ドラマ「恋愛結婚の法則(ルール)」主題歌
アルバム
1982年
マイ・ファンタジー
詩色の季節
1983年
Breezing
Whisper
1984年
Betty
Celeblation
1985年
Today's Girl
Flapper(THE SQUAREのヒット曲『OMENS OF LOVE』のカヴァー『ウィンク・キラー』収録)
Melodies 〜Kyoko Koizumi Song Book
Do You Love Me
1986年
今日子の清く正しく美しく
「なんてったってアイドル」の歌詞違いバージョンが収録されている。
Liar
ザ・ベスト
1987年
ボクの女に手を出すな
Hippies
Phantasien
Ballad Classics
1988年
BEAT POP
快盗ルビイ
ナツメロ
Best of Kyong King
1989年
KOIZUMI IN THE HOUSE
Ballad Classics II
1990年
No.17
1991年
afropia
1992年
Banbinater
1994年
TRAVEL ROCK
1996年
オトコのコ オンナのコ
1998年
KYO→
1999年
89-99 collection KoizumixPloduction
2000年
Inner Beauty
2001年
KYO→2
2002年
KYON3 〜KOIZUMI THE GREAT 51
2003年
厚木I.C.
出演
映画
生徒諸君!(1984年)
ボクの女に手を出すな(1986年)
快盗ルビイ(1988年)
踊る大捜査線 THE MOVIE(1998年)
風花(2001年)
陰陽師(2001年)
青い春(2002年)
ロッカーズ(2003年)
SURVIVE STYLE5(2004年)
空中庭園(2005年)
雪に願うこと(2006年)
涙そうそう(2006年)
ほか
テレビドラマ
あんみつ姫(1983〜1984年 フジテレビ)
少女に何が起ったか(1984年 TBS)
愛するということ(1993年 TBS)月村智美役
明日はアタシの風が吹く(1989年 日本テレビ)
愛し合ってるかい!(1989年 フジテレビ)
パパとなっちゃん(1991年 TBS)
あなただけ見えない(1992年 フジテレビ)
僕が彼女に、借金をした理由。(1994年 TBS)
まだ恋は始まらない(1995年 フジテレビ)
メロディ(1997年 TBS)
恋愛結婚の法則(ルール)(1999年 フジテレビ)
恋を何年休んでますか(2001年 TBS)
私立探偵 濱マイク(2002年 日本テレビ)
マンハッタンラブストーリー(2003年 TBS)赤羽伸子(タクシー運転手)役
大河ドラマ『武蔵−MUSASHI−』(2003年 NHK)
すいか(2003年 日本テレビ)友情出演
優しい時間(2005年 フジテレビ)ゲスト出演
セーラー服と機関銃(2006年 TBS)
ほか
その他テレビ番組
地球ふしぎ大自然 ナレーター(NHK、草彅剛と)
小泉今日子のホーリーマウンテン(日テレ)
いいともテレフォンゲスト(フジ)
舞台
シブヤから遠く離れて (2004年)
エドモンド (2005年)
労働者M (2006年)
イベント
Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2005 (2005年10月7日) 「もし世界が100人の村だったら」〜‘Imagine’朗読
CM
資生堂 「ELIXIR」
キリンビバレッジ「午後の紅茶」
味の素
ロッテ
サントリー「DAKARA」
サッポロ一番
武田薬品工業「ベンザエース」
三菱電機「霧ヶ峰」
マツダ「レビュー」
スズキ「アルト」
スバル「ステラ」(ナレーション)
JR東日本CM詳細
もっともっと! (1990年3月10日ダイヤ改正)
もっとディズニーランド(1990年3月10日ダイヤ改正)
もっと新幹線(1990年3月10日ダイヤ改正・金曜の夜 やまびこ・あさひ増発)
素敵な場所(1990年)
素敵な乗り物(1990年)
白銀は招くよ(湯沢スキー場1990年12月20日オープン)
白い恋人たち(ガーラ湯沢駅1990年12月20日開業)
ジャンジャカジャーン(1991年3月16日ダイヤ改正)
ステップ(東北上越新幹線東京駅開業1991年6月20日オープン)
乗ってちょーライナー(1991年3月19日成田エクスプレス開通)
ふるさとは遠くにあらず(1992年特急かがやき本数が増えます)
ある部屋(1992年3月14日ダイヤ改正)
花笠音頭(1992年東京ー山形のりかえなし直通2時間27分)
電車が走る(1993年時差通勤)
夏に歌えば(1993年7月2日房総ビューエクスプレス)
ダイヤとはなんぞや(1992年3月14日ダイヤ改正)
文字のコンポジション(93年春ダイヤ改正)
オール2階建て新幹線Max (1994年7月15日東北・上越新幹線に登場)
ダイヤ改正デラックス(1994年)
Max(1994年恥ずかしがり屋)
Max(1994年撮影)
Max(1994年名前)
著作
パンダのan an(1997年)
小泉今日子→往復書簡←こぐれひでこ(2003年)
小泉今日子の半径100m(2006年)
日本テレビのオーディション番組「スター誕生!」出身。
1982年「私の16才」でアイドル歌手としてデビュー。
1985年発売の「なんてったってアイドル」は、(それまでのアイドルでは無かったことだが)自らアイドルと称していることで話題になった。KYON2(キョンキョン)の愛称で知られる。
1989年、自身のアルバム「KOIZUMI IN THE HOUSE」で、当時まだあまりメジャー扱いされていなかったハウスミュージックを取り入れたことで話題を呼ぶ。
WOWOWで放送された「センセイの鞄」により2003年度文化庁芸術選奨・新人賞を女優として受賞した。
恋愛・スキャンダルはかなりあったというが、結婚・離婚は各一回だけである。1995年2月22日、俳優・永瀬正敏と結婚したが、2004年の同日に離婚。後に、細木数子の占いの本に載せられることに。
2005年7月よりテレビ朝日系列で放送されているテレビアニメ「あたしンち」のオープニングテーマ曲が、「あたしンちの唄」に変更された。はじめクレジットタイトルには歌手名は「あたし仮面(仮)」と記され正体が隠されていたが、同年8月27日の同番組の放送で正体が小泉と発表された。
デビューよりバーニングプロダクション所属だが、グループ事務所を含め他事務所からの移籍が多い同社のタレントで珍しい生え抜きタレント。
エピソード
デビュー2年目のある日、所属事務所の方針に嫌気が差し、突然、無断で髪をバッサリ切り、刈り上げに。
当時ティーン雑誌「Dunk(男区)」(集英社)の創刊イメージキャラクターに決まっていたのだが、あわてた編集部は大きく路線を変更した。学ランを着させて、応援団チックなキャラクターで「コイズミよろしく!」と謳ったのである。
これがきっかけで「キョンキョン」というニックネームと並行して、初めて苗字で呼ばれるアイドルの先駆者となった。これ以後、おニャン子クラブのメンバーや荻野目洋子(オギノメちゃん)などが後に続き、現在は苗字呼びのアイドルは普通となっている。
尖った顎先が特徴だが、同期の堀ちえみによるとエレベータ−のボタンを(手がふさがっているときには)顎で押していたらしい。アイドル時代の親衛隊の掛け声にも「L・O・V・Eラブリー今日子!ちえみに聞いた エレベーター 顎でボタンを押さないで〜」というものがあった。
同期では中森明菜と親しい。ステージ上で観客に生卵をぶつけられてしまった時、舞台の袖のほうへ連れていってもらったというエピソードがある。
タバコが大好きなことで有名。TBSテレビで2003年10月8日に放送された「ディスカバ!99」では小泉が爽やかにタバコを吸う映像が放送され、その喫煙ポーズの美しさは巷で評判となった。
小柄だったことと芸能界入りが決まったことがあって断念したというが大のプロレス好きでレスラーになりたがっていたという。
アイドル時代は一見ふくよかな体型だったが、当時のライブビデオなどを見ると実は筋肉質で、アスリートのように鍛えられた身体をしていることがわかる。
アンアンに連載していたショートエッセイ『パンダのアンアン』中での自己申告によると身長は154cm。このためアイドル時代は常にハイヒールを履かされており、転ばないようにいつも前のめりに踏ん張っていたのでふくらはぎに立派な筋肉がついてしまった、と同エッセイにて告白している。
アイドル時代における衣装の奇抜さも有名であり、中には自らがデザインをして製作した衣装や、スタイリストをつけず独自の判断で衣装を選ぶことも多い。ファッションのことについて厳しい視点を持っていた芳村真理も「自分をちゃんと主張しているから素晴らしい」と彼女のファッションセンスにお墨付きを与えたほど。
女性誌の対談で永瀬正敏と知り合い後に結婚したが、この対談は永瀬のファンだった小泉の指名だった。この時の対談で一番意気投合したのが、お互い子供が嫌い、と言う事だった。小泉はアイドル絶頂期の時から、自身のラジオ番組などで「子供が嫌い、子供は恐い」と公言していた。現在のアイドルでも子供が嫌いと公言する者はいない。それまでのアイドルは、そのイメージを保つ事が鉄則だったが、小泉は「なんてったってアイドル」で、アイドルである事を楽しむ、あるいは遊ぶ、新時代のアイドルの形を創り出した。その影響力はアイドルの範疇を超えて現在の女性の時代に通じる、女性の生き方を松任谷由実や松田聖子らと共に示したと言えるだろう。これはもはや女性運動史にも残るものであろう。絶頂期の小泉の言動は大きな注目を浴び、「ザ・ベストテン」で小泉が愛読書として紹介した吉本ばななが、一夜にしてベストセラー作家になったのは有名である。
1980年代後半から1990年代前半にかけて、『小泉をCMで起用した商品は売れる』という法則があった。雑誌の記事などでは「売上10%増」とも書かれていたが、実際に、当時の小泉今日子をCMで起用した商品は、起用する前と後では売り上げに大きく差が出たという。
音楽
シングル
1982年
私の16才(作詞:真樹のり子/作曲:たきのえいじ/編曲:神保正明)※森まどかの曲「ねぇ・ねぇ・ねぇ」のカヴァー
素敵なラブリーボーイ(作詞:千家和也/作曲:穂口雄右/編曲:矢野立美)※林寛子の同名曲のカヴァー
ひとり街角(作詞:三浦徳子/作曲:馬飼野康二/編曲:竜崎孝路)
1983年
春風の誘惑(作詞:篠原ひとし/作曲:緑一二三/編曲:萩田光雄)
まっ赤な女の子(作詞:康珍化/作曲:筒美京平/編曲:佐久間正英)
半分少女(作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:川村栄二)
艶姿ナミダ娘(作詞:康珍化/作曲・編曲:馬飼野康二)
1984年
クライマックス御一緒に(「あんみつ姫」名義)(作詞:森雪之丞/作曲・編曲:井上大輔)
渚のはいから人魚(作詞:康珍化/作曲・編曲:馬飼野康二)
(B面の「風のマジカル」は映画『ドラえもん・のび太の魔界大冒険』の主題歌)
(作詞:湯川れい子/作曲:NOBODY/編曲:鷺巣詩郎)
迷宮のアンドローラ(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀)
ヤマトナデシコ七変化(作詞:康珍化/作曲:筒美京平/編曲:若草恵)
The Stardust Memory(作詞:高見沢俊彦・高橋研/作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)
1985年
常夏娘(作詞:緑一二三/作曲:幸耕平/編曲:矢野立美)
ハートブレイカー (12インチシングル)(作詞:高見沢俊彦・高橋研/作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)
魔女(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:中村哲)
なんてったってアイドル(作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:鷺巣詩郎)※富士フイルム「カルディア」・富士重工業「スバル・ステラ」CMソング
1986年
100%男女交際(作詞:麻生圭子/作曲:馬飼野康二/編曲:山川恵津子)
夜明けのMEW(作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:武部聡志)
木枯しに抱かれて(作詞・作曲:高見沢俊彦/編曲:井上鑑)※東映映画「ボクの女に手を出すな」エンディングテーマ
1987年
水のルージュ(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗)※カネボウ’87春のイメージソング
Smile Again(作詞:川村真澄/作曲:井上ヨシマサ/編曲:土屋昌巳)
キスを止めないで(作詞:秋元康/作曲:野村義男/編曲:米光亮)
1988年
Good Morning-Call(作詞:小泉今日子/作曲:小室哲哉/編曲:清水信之)※クノール「カップスープ」CMソング
夏のタイムマシーン(作詞:田口俊/作曲:筒美京平/編曲:川村栄二)
快盗ルビイ(作詞:和田誠/作曲:大滝詠一/編曲:大滝詠一・服部克久)※映画「快盗ルビイ」主題歌
1989年
Fade Out(作詞・作曲・編曲:近田春夫)
学園天国(作詞:阿久悠/作曲:井上忠夫/編曲:野村義男) ※ フジテレビ系ドラマ「愛しあってるかい!」主題歌、フィンガー5のリメイク
1990年
見逃してくれよ! (作詞:活発委員会/作曲:加藤英彦/編曲:福田裕彦)※クノールカップスープCMソング。元々はサビの部分だけCM用に作られただけだったが、好評だったためシングルとして作り直された。
LaLaLa...(作詞:小泉今日子/作曲・編曲:藤原ヒロシ・屋敷豪太)
丘を越えて(作詞:小泉今日子/作曲:青木達之・林昌幸/編曲:東京スカパラダイスオーケストラ)※オートザム・レビューCMソング
1991年
あなたに会えてよかった(作詞:小泉今日子/作曲・編曲:小林武史)※TBS系ドラマ「パパとなっちゃん」主題歌。初のミリオンセラーだが、それまでNHKとのいざこざがあり、紅白歌合戦には出演できず。
1992年
自分を見つめて(作詞:小泉今日子/作曲:EBBY/編曲:EBBY・小滝みつる)
1993年
優しい雨(作詞:小泉今日子/作曲:鈴木祥子/編曲:白井良明/コーラスアレンジ:鈴木祥子)※TBS系ドラマ『愛するということ』主題歌
1994年
My Sweet Home (作詞:小泉今日子/作曲・編曲:小林武史)※TBS系ドラマ「スウィート・ホーム」主題歌
月ひとしずく(作詞:小泉今日子・井上陽水・奥田民生/作曲:井上陽水・奥田民生/編曲:白井良明)※TBS系ドラマ「僕が彼女に、借金をした理由。」主題歌
1995年
BEAUTiFUL GiRLS(作詞:小泉今日子/作曲:筒美京平/編曲:宮崎泉・福原まり・服部隆之)※フジテレビ系ドラマ「まだ恋は始まらない」主題歌
1996年
オトコのコオンナのコ(作詞:小泉今日子/作曲:奥田民生/編曲:菅野よう子)※TBS系「COUNT DOWN TV」オープニングテーマ
1998年
Nobody can, but you (作詞:小竹正人・小泉今日子/作曲:タカツカアキオ・納谷エミコ/編曲:高浪敬太郎)
1999年
for my life(作詞:小泉今日子/作曲:菅野ようこ)※フジテレビ系ドラマ「恋愛結婚の法則(ルール)」主題歌
アルバム
1982年
マイ・ファンタジー
詩色の季節
1983年
Breezing
Whisper
1984年
Betty
Celeblation
1985年
Today's Girl
Flapper(THE SQUAREのヒット曲『OMENS OF LOVE』のカヴァー『ウィンク・キラー』収録)
Melodies 〜Kyoko Koizumi Song Book
Do You Love Me
1986年
今日子の清く正しく美しく
「なんてったってアイドル」の歌詞違いバージョンが収録されている。
Liar
ザ・ベスト
1987年
ボクの女に手を出すな
Hippies
Phantasien
Ballad Classics
1988年
BEAT POP
快盗ルビイ
ナツメロ
Best of Kyong King
1989年
KOIZUMI IN THE HOUSE
Ballad Classics II
1990年
No.17
1991年
afropia
1992年
Banbinater
1994年
TRAVEL ROCK
1996年
オトコのコ オンナのコ
1998年
KYO→
1999年
89-99 collection KoizumixPloduction
2000年
Inner Beauty
2001年
KYO→2
2002年
KYON3 〜KOIZUMI THE GREAT 51
2003年
厚木I.C.
出演
映画
生徒諸君!(1984年)
ボクの女に手を出すな(1986年)
快盗ルビイ(1988年)
踊る大捜査線 THE MOVIE(1998年)
風花(2001年)
陰陽師(2001年)
青い春(2002年)
ロッカーズ(2003年)
SURVIVE STYLE5(2004年)
空中庭園(2005年)
雪に願うこと(2006年)
涙そうそう(2006年)
ほか
テレビドラマ
あんみつ姫(1983〜1984年 フジテレビ)
少女に何が起ったか(1984年 TBS)
愛するということ(1993年 TBS)月村智美役
明日はアタシの風が吹く(1989年 日本テレビ)
愛し合ってるかい!(1989年 フジテレビ)
パパとなっちゃん(1991年 TBS)
あなただけ見えない(1992年 フジテレビ)
僕が彼女に、借金をした理由。(1994年 TBS)
まだ恋は始まらない(1995年 フジテレビ)
メロディ(1997年 TBS)
恋愛結婚の法則(ルール)(1999年 フジテレビ)
恋を何年休んでますか(2001年 TBS)
私立探偵 濱マイク(2002年 日本テレビ)
マンハッタンラブストーリー(2003年 TBS)赤羽伸子(タクシー運転手)役
大河ドラマ『武蔵−MUSASHI−』(2003年 NHK)
すいか(2003年 日本テレビ)友情出演
優しい時間(2005年 フジテレビ)ゲスト出演
セーラー服と機関銃(2006年 TBS)
ほか
その他テレビ番組
地球ふしぎ大自然 ナレーター(NHK、草彅剛と)
小泉今日子のホーリーマウンテン(日テレ)
いいともテレフォンゲスト(フジ)
舞台
シブヤから遠く離れて (2004年)
エドモンド (2005年)
労働者M (2006年)
イベント
Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2005 (2005年10月7日) 「もし世界が100人の村だったら」〜‘Imagine’朗読
CM
資生堂 「ELIXIR」
キリンビバレッジ「午後の紅茶」
味の素
ロッテ
サントリー「DAKARA」
サッポロ一番
武田薬品工業「ベンザエース」
三菱電機「霧ヶ峰」
マツダ「レビュー」
スズキ「アルト」
スバル「ステラ」(ナレーション)
JR東日本CM詳細
もっともっと! (1990年3月10日ダイヤ改正)
もっとディズニーランド(1990年3月10日ダイヤ改正)
もっと新幹線(1990年3月10日ダイヤ改正・金曜の夜 やまびこ・あさひ増発)
素敵な場所(1990年)
素敵な乗り物(1990年)
白銀は招くよ(湯沢スキー場1990年12月20日オープン)
白い恋人たち(ガーラ湯沢駅1990年12月20日開業)
ジャンジャカジャーン(1991年3月16日ダイヤ改正)
ステップ(東北上越新幹線東京駅開業1991年6月20日オープン)
乗ってちょーライナー(1991年3月19日成田エクスプレス開通)
ふるさとは遠くにあらず(1992年特急かがやき本数が増えます)
ある部屋(1992年3月14日ダイヤ改正)
花笠音頭(1992年東京ー山形のりかえなし直通2時間27分)
電車が走る(1993年時差通勤)
夏に歌えば(1993年7月2日房総ビューエクスプレス)
ダイヤとはなんぞや(1992年3月14日ダイヤ改正)
文字のコンポジション(93年春ダイヤ改正)
オール2階建て新幹線Max (1994年7月15日東北・上越新幹線に登場)
ダイヤ改正デラックス(1994年)
Max(1994年恥ずかしがり屋)
Max(1994年撮影)
Max(1994年名前)
著作
パンダのan an(1997年)
小泉今日子→往復書簡←こぐれひでこ(2003年)
小泉今日子の半径100m(2006年)
⇒ まなぶ (07/11)
⇒ へらちょんぺ (06/14)
⇒ 映画館にて (02/14)
⇒ ちょめ太郎 (02/13)
⇒ チン型取られちゃったw (01/28)
⇒ パヤッパーヽ(´ー`)ノ (06/29)
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